文の会ブログ

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# ボキャブラリー

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 「ボキャブラリー」

 

 「語彙力」を意味する英語ですね。そもそも「語彙力」の意味が難しいですか?「ごいりょく」と読みます。「語彙」とは辞書的には「語の総体」という説明がなされますが、余計意味が分かりにくいですよね(笑)。「言葉の使い方、表現」という理解で構いません。具体的には「用語集」というニュアンスですけどね。「何々についての語彙」という意味で「何々の用語集」となるわけです。「ボキャブラリーが貧困で」という言い回しを耳にしたこともあるでしょう。「ボキャ貧」と略されることもあるようです。「私はボキャ貧で…」と言った場合には、謙遜の場合もあるでしょうが、多くは「言葉を知らない」というギブアップ宣言です。皆さん方受験生は決して「ボキャ貧」を認めないでくださいね!

 分かりきったことのようですが、いまだに頓珍漢なことを質問に来る生徒がいるものですから、あえて取り上げてみました。その生徒いわく「入試国語での漢字の配点なんて、わずかなものですから、漢字の練習に時間をかけるより、読解に力を注いだほうがいいですよね?」明らかに、漢字を勉強していない、という言い訳の後押しをしてもらいたくて、質問に来ているわけです。私のところに来たのが運のツキで(笑)、とどめを刺すように告げるのでした。「漢字、とりわけ熟語が書けなきゃ、話にならない!」と。「漢字の配点は低い」などと知ったような口をきく生徒には、容赦しません。「入試本番で漢字一問が答えられなかった時の精神的なダメージをお前は知らない!」と、たたみかけます。読解問題と違って、「出来たか、出来なかったか」が、その場でハッキリと分かる漢字問題です。入試本番の真っ最中に「出来なかった」という後悔を引きずりながら、他の読解問題なんか、まともな神経で解けるわけがないだろう!と脅します。点数以上に、精神面での「安定剤」としても、漢字問題での得点は極めて重要なのです。逆に、落とした場合の「不安感」は計り知れない、と知るべきです。

 ここまで言えば、「間違っていました、ごめんなさい」となるものですが、それでも「たかが漢字」と、高をくくっている生徒も多いのではないか?と思います。国語の答案の質を決める最大の要素こそ「ボキャブラリー」だと知るべきです。漢字熟語を使いこなして、はじめて答案は書けるものなのです。私が実際に東大入試で使った「熟語」を紹介してみましょう。「異なる場へ重層的に参加を繰り返しながら、他者と関わり、自らの世界を広げ、より多様な人々と呼応して学んでいく」という姿勢を表現したい場合に、なんと言えばいいのか?これを「学びの交響」という一言でまとめることができるのですよ。単純な私は、この「交響」という熟語を思いついた時点で、「受かった!」と思ったくらいです。語彙力が答案のレベルを決定づけるのです。ことほどさように、ボキャブラリーは重要なんですよ!

 

 

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