文の会ブログ

「本郷東大 文の会(ふみのかい)」のブログです!
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# 予知能力

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「予知能力」

 

 「未来におこる出来事を、あらかじめ知ることのできる能力」これが予知能力ですよね。皆さんも「期末テストには何が出題されるのだろう?あ〜ぁ、問題を夢で見ることができたらいいのに〜」なんて思ったことはありませんか?「アベノミクスでこんなに株価が上昇するんだったら、安いときに買っておけばよかった!」と、後の祭りを嘆くオジサンたちも「予知能力でもあればなぁ〜」と、キミたちとかわらない思いを抱いていることでしょう(笑)。このブログでは「将来のことを思い悩んでもしかたがない」というお話をしたこともあります。なぜならば「誰にも未来のことはわからないのだから」という理屈でしたね。すると「予知能力」なんて夢想するだけ時間のむだ!という結論になりそうなのですが…ここで告白してしまいましょう!私、田中が東京大学に合格できたのは、予知能力のおかげであると。

 東京大学文系の入学試験では数学の問題が四つだけ出題されます。たった四問です。一問20点で80点満点のテスト。試験時間は百分。解答用紙のスペースが一問ごとにB4の紙一枚分ずつ。一問につき30分近く時間をかけながら、君たちが使うノートよりも大きな真っ白い解答用紙に、もくもくと答案を書きつけていかなくてはならないのです。

 センター試験の得点を除いた、東大文系二次試験の「合格最低点」は50%台。六割も得点できれば十分に合格できるのです。しかも、あくまで各試験科目の「合計点」での合格ラインの決定になりますので、英語はもちろん国語や社会も得意としていて点数を稼ぐことができるというなら、数学は極端なハナシ0点でも、合格することは可能であるということになります。ただしこれは「皮算用」での話。数学80点中の六割、50点近くを他の得意科目でカバーするなんて芸当は、本当に至難の業になります。

 私も文学部進学者の例にもれず?数学を大の苦手としておりました。実際に東大模試のたぐいでは0点でした…とまでは言いませんが、四問ある中のどの問題も「答えを出せない」という状況が当たり前だったのです。お情けの「部分点」をもらうのが精一杯でした。ですから入試本番前の意気込みは「一問でもいいから解きたい!」というものでした。20点取れれば他の科目でカバーして合格ラインに乗せてみせる!という悲壮な覚悟で臨んだものです。今から四半世紀も前のことになりますけどね。

結果はというと「二問完答・一問半解・一問白紙」という、模擬試験では一度もできなかった「完答」(大問一題を完全に解ききること)を成し遂げたのでした。理由は簡単。予知能力によって準備していた問題が一問、そっくりそのまま出題されたからです!一問完答できたことで気持ちに余裕がうまれ、気楽に取り組んだもう一問も完答してしまい、あわよくばもう一問!と手を出した問題も、途中までの部分点を獲得できる段階まで解き進めることができました。残る一問は、最初に見た瞬間から「これは解けない。捨てる!」という難問でしたから、百分の試験時間で、自分にとって最高の答案を作り上げることができた!という実感がありました。

 東大が入試結果を情報公開するようになる随分前の話ですから、実際に数学で何点取れていたのかは、わかりません。けれども、最初に完答できた数学の一問がなければ、合格することはできなかっただろうと思います。その命運を分けた一問について、予知能力によって準備していたからこそ、解くことのできた問題だった!と言いたいのです。

 皆さんのいぶかしがる表情が目に浮かびます。「まゆつば物だなぁ〜」とね。そりゃ、夢で問題を見たわけではありませんからね。「じゃあ、どこで問題をあらかじめ見ていたの!」って?それは「数学の授業」で習った問題だったのですよ。「なにそれ?予知でもなんでもないじゃない!」という声が聞こえてきそうです。「問題を当てた先生がいるっていうこと?」「その先生に予知能力があるっていうこと?」「入試問題研究をしていた数学の先生が立派だったっていうこと?」まぁ、そうまくしたてないでください。君たちにも当てはまる予知能力の実際について、お話ししましょう。

 皆さんはこれまでに数学の問題を「何問」解いてきましたか?「数え切れない」と言えるのではないでしょうか。数学の授業で扱った問題、参考書や問題集で取り組んだ問題、それこそ星の数ほどの問題をこなしてきているわけですよね。テストには「出題範囲」が存在します。ですからテストとは、必ず「やったことがある問題」が出題されるものなのです。つまり、受験生は「やったこと」を「再現」できればいいだけなのです。

 「そんなこと言ったって、星の数ほどある問題のうち、どれがテストに出るかわからないじゃない!」その通りです。だからこそ、ここに予知能力が必要となるのです。「そんな都合のいいことがあるわけないじゃない!」と思っている皆さん。皆さんにもあるのです!予知能力が!

 「この問題は難しい!いやだなぁ、テストに出たら。」これが「予知」の中身です。皆さんには分かっているんですよ。「この問題が出題される!」っていうことが。「出たらいやだなぁ」は「テストに出る!」という予知能力が働いている証拠です(笑)。このことに気づいたら「勝ち」なんです。あとは再現できるまで覚えてしまうだけなんですから!だまされたと思ってやってみてください。「いやだ、と感じたら、これこそがテストに出る!と思い直して、本気で取り組む」この積み重ねが習慣となり、合格を呼び込むのです!皆さんもこの「勝ち」パターンを習慣化してくださいね。桁違いの結果が待っていることになりますから。

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:08 | category: つれづれ |
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