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# 一夜漬け

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「一夜漬け」

 

 時間をかけてじっくりと学習に取り組みなさい!というアドバイスをするかと思ったら「一夜漬け」を取り上げるなんて。あ然とする皆さんの顔…よりも、あきれているご父母の顔が目に浮かびます。テストの前日に暗記するという、あの「一夜漬け」ですよ。今回は堂々と?一夜漬けの勧めを書いてみたいと思います。

 定期テストの前日の夜に「テスト範囲をとにかく覚えまくる!」というイメージで語られてしまう一夜漬けです。どうして前日になるまで何の準備もしてこなかったの!と、ご父母の皆さんが顔をしかめるのは、この点だと思います。計画性がないのがダメなのよ。その場しのぎで切り抜けようとするから、無理が生じるんでしょ。泣きそうになっても自業自得!学習の姿勢としては全く評価できない、といった様子です。では一体どの点に勧められる部分があるというのでしょうか?

 ズバリ「テストの直前に暗記する」という部分です。無限の記憶力を持つわけではない人間ですので、「間違いなく頭に入っている」という状態でテストに臨むためには、まさに直前の暗記が欠かせないからです。「でも、それでは直前まで、何の対策も準備もしなくていいということになってしまいませんか?」いいえ!十分に対策を重ねて、しっかりと準備をした上で、直前に暗記するのです。「え?しっかりと準備していたなら、暗記はいらないんじゃないですか?」違います!準備というのは、一夜漬けができるようになるためにこそ、積み重ねてくるものなのですよ。

 どういうことでしょうか。実体験をもとに解説してみましょう。私の手元には三十年前のルーズリーフファイルがいまだに残っています。そこには「世界史」の論述対策用のメモ書きが記されています。東京大学の二次試験のための対策ノートです。入試問題の過去問や模擬試験・問題集の解説部分をピックアップして書き写したものです。一年をかけて、取り組んだ全ての問題について、書き写してあるのです。今からみても「よくこんなに書いたものだなぁ」と感心するほどですが、世界史にばかり時間をかけていたわけではありませんよ。苦手だった英語や数学はもちろん、得意だと思っていた国語についても、世界史以上に時間を割いて取り組まなくてはなりませんでしたから。それでも、ちょこちょこと書きためてきたノートは、一年間で膨大な量になりました。これを作るために使った時間を一年間分合計すれば、三百時間にもなるのではないかと思います。そしてこれこそ、一夜漬けのために作ったノートなのです。本番のテストのために、前日と当日、このノートを集中して3時間も読み込めば、実に三百時間分の学習効果がある!と思っていました。「百倍ノート」ですね。お守りのような効果も果たしていたのだと思います。ですから、このノートだけはいまだに手元にとってあるのです。

 合否の差はほんのわずかなものです。一夜漬けしたかどうかで、この差が決まる!という意識も重要です。受験生に具体的なアドバイスをするならば、過去問の間違った箇所の解説をノートに書きためておくことをお勧めします。これを直前に読むのですよ。一夜漬けのための準備とはこういう意味なのでした。効果抜群ですよ!

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