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# 傾斜配点

 「傾斜配点」

 

 傾斜配点という業界用語?をご存知でしょうか。何の業界かと申しますと、受験業界ですからね。英語・数学・国語の入試の配点がどれも100点であるならば、それは均等配点ということになります。均等=どれも同じ、ということですね。これに対して、英語200点、数学50点、国語100点といったように、独自の配点で特徴を出す学校もあります。思い切って英語に比重を置いたバランスで、英語の得意な受験生を受け入れたいという学校の判断です。傾斜=バランスを変えた、ということです。「英語が好きで、数学が苦手な私にぴったりです!どこの学校ですか?」という声も聞こえてきそうですが、残念ながらこの配点は大学入試のお話です。

 さてここで、一見関係がないような話題を取り上げます。総選挙についてです。衆議院は小選挙区比例代表並立制で選挙が実施されます。公民の授業で必ず扱うはずですよ。特に注目されるのが各選挙区で当選者が一人しか出ないという小選挙区制です。皆さんの地元でも誰か必ず一人の代議士がいるはずです。覚えておいても損はないと思いますよ(笑)。

 多数決という意思決定の仕組みを皆さんもご存知でしょう。皆さんが最初に使ったのはいつのことだか覚えていますか?校庭で友達と一緒に何をして遊ぶのか。いろんな意見が出てまとまらない。はやく遊び始めたいのに時間が過ぎて行ってしまう。そんな時に一番希望者の多いドッジボールにしようよ!といって決まった経験はないですか。学校生活ではおなじみの考え方ではないでしょうか。

 小選挙区制の選挙というのは有権者による多数決で一人の代表を選ぶやり方なのです。ですから極端なはなし、二人の候補者がいて、片方が51%の得票率、もう片方が49%の得票率で、ほとんど差がないような場合でも、一人でも多くの票を獲得した候補が当選となるのです。落選した候補に投じられた票は「死票」と呼ばれるのですが、小選挙区ではこの死票の数が増えてしまうのです。その弊害を改善するために比例代表制の選挙が同時に行われているのでしたね。得票率に応じて議席を配分しようという発想です。これだと無駄なく有権者の民意を反映させることができます。配分の方法である「ドント方式」も公民の学習で確認しておいてくださいね。

 さて傾斜配点に話を戻します。多数決は傾斜配点の考え方に基づいている、というと皆さんは理解できますか?こういうことです。「1位に100点、2位以下はすべて0点」という極端な傾斜配点によって多数決は行われているのだと。「ちょっと極端なルールだな」という認識ができれば公民の理解も深まりますよ!

 

 

 

 

 

 

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