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「レコーディング」
レコーディング、と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?ミュージシャンが楽曲や歌を録音する光景でしょうか。でも、黒い色をしたドーナツ型のレコードの存在を、知らないという生徒さん相当の数いるのではないでしょうか。「言葉を聞いたことはあるけれども、実物は持っていないし、見たこともない」というのが普通の反応ではないでしょうかね。今やCDでさえ、手に取ったことのない皆さんも多いと思います。レコードを作製するために録音を行うこと、これが狭い意味でのレコーディングです。大きなマイクに向かってヘッドホンをつけた歌手がスタジオの中で熱唱している、そんなイメージが伴いますよね。
では、広い意味でのレコーディングとは何でしょうか?音源の記録媒体としてのレコードという商品についてだけではなく、そもそも「レコード」というのは「記録」そのものを意味する言葉でもあるのです。ですからレコーディングといえば「記録しておくこと」という一般的な意味があるのです。
一昔前に「レコーディングダイエット」というのが流行りました。毎日自分が何を食べたのかを記録に残しておくことで、食生活を客観的に反省できるというものです。日記をつける、というのも立派なレコーディングになるのですね。
田中もレコーディングを行っていますよ!「これから何をするのか」というスケジュール管理の手帳とは別に、「今日は何をしたのか」を記録しておくノートを用意しているのです。一日の反省をこめて、などというかしこまったものではなく、いつどこで何をしたのかだけをざっくりと記入しておくのです。何を食べたのかも記録していますよ。
こうして記録しておくだけで、後から振り返ると実に様々なことが見えてきます!長年筆者は肩こりに悩まされているのですが、特に肩こりがひどくなるタイミングがあります。なんとなく周期的に痛くなるものなのかと思っていたのですが、レコーディングによってその原因が分かりました。ひどくなる前日には共通して、体を冷やす行動をとっていたことが明らかになったのです。炭酸系の冷たいものを飲みすぎたり、薄着のまま作業を続けたりと、「これが原因か!」というものが発見できました。中には「このお店のこのメニューを注文して食べた翌日には肩こりをおこす」などというジンクスに近いようなものもあります。でも二度と注文しなくなりますよ(笑)。逆に、「このお店のこのメニューを注文して食べた翌日は、体調がいい!」なんていうパターンもあります。食べ過ぎては元も子もないのですが、週に一回は食べるようになった「私にとっての定番メニュー」も、レコーディングのおかげで見つけることができました。もちろん外食だけではなく、家で食べるメニューについても「翌日の体調」という「結果」に照らし合わせて、「自分にとってはコレがいい!」というものを見つけ出すことができるようになるのです。そうそう、私はチョコレートを食べ過ぎると頭痛をおこす、ということもレコーディングの結果明らかになりました。これはショックでしたよ、大好物ですから。それでも口さびしくてついついチョコレートをパクパク食べていた習慣を改めて、今では、「チョコレート」と「頭痛」を結びつけて理解しているために、手を出す際にためらうという習慣が身につきましたよ!「ためらう」だけで、食べないわけではありませんが(笑)。それでも食べ過ぎはなくなりました。
「学習の記録をつけなさい!」と皆さんもよく言われていることでしょう。正直なところ、面倒くさいし、やっても意味がないんじゃないか?と思ってしまうのかもしれません。けれども、「何を学習したのか?」という客観的な記録がなくては、「テストの点数」という「結果」に照らし合わせて、「どうやって勉強すればよかったのか」という反省も生まれてこないのです。好きな科目にばかり手を出していて、別の科目がおろそかになり、頭が痛くなるような点数が返ってきたり…。気をつけましょうね。あるいは試しにやってみた勉強法がうまくいった場合もあるでしょう。このやり方をちゃんと「定番メニュー」にして、一度きりにしないことも大切です。自分にとってコレがいい!という学習法は、自分で見つけ出してこそ習慣化されるのですよ。そのためにはまず自分の学習記録をつけること。レコーディングをしてみて下さいね!